海の藻屑か？～バナナボート

休む間もなく、次はバナナボート。
一緒に来ていた他のグループは若い男女のグループで、なかなか華やかで楽しそうだ。
しかし我らは設計者・男（平均年齢高し）のおってゃんチームだ。
自分で言うのもなんだが、マリンスポーツがこんなに似合わない連中もいないのではないか？

とは言え、自分たちで楽しむことに文句をつけられる筋合いはない。
（誰も文句は言ってないが。）
引き続き、嬉々としてバナナボートにまたがった。

出発。
ボートが引かれていく。

先にジェットスキーを体験したせいか、スピード感はそれほどない。
むしろ揺さぶりをかけてくる牽引ジェットに対抗して、落とされないように体の重心を左右に振る。
おお、なかなかのチームワーク。
みんなで身体を傾ける様は、それはそれで楽しい。

しかし、落ちてなんぼ？のバナナボートである。
（ホントか？）

ジェットが思い切り揺さぶってきた。
落とすつもりだ。
みんな必死でロープを握る。
あかん、さっきのジェットスキーで握力がなくなっている。。。

みんなのバランスが崩れてきた。
と思った瞬間、海の中に放り出された。

ぷはぁ～。

ジャケットを着ているから沈みはしないものの、おいおい、体力がないぞ。
バナナボートによじ登ることができない。
腕の力が。。。

「もうこのまま上がれないかと思いました。（後輩後日談）」

何がきつかったって、落ちた後にボートに登ることが一番きつかった～。

その後はまた海の上を快走。
そしてまた落とされる。
死ぬかと思う。（上れなくて。）

そして無事生還。